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荒井文昭(著)
学ぶ権利を保障するためには、教育職員の専門性に基づく、学校や公民館などでの自律的な教育活動が欠かせない。しかし他方で、東京・大阪で典型的に見られるように、教育現場に対する統制の強化が、「民意」の名のもとに進められてきた。本書は、自律的な教育活動を支える、教育における民主主義のあり方を、実践的・理論的に探る。◇目次序 教育に求められる自律性と教育政治第一部 「民意」拡散と教育政治の変容 第一章 「民意」拡散による教育専門職裁量の縮小 第二章 教師教育における専門的自律性と正統性 第三章 教育機関の管理運営における民主主義をめぐる課題第二部 「公正な民意」と教育政治のかたち 第四章 「民意」拡散に対置しうる「公正な民意」のあり方 第五章 学校を基礎とした民主主義のあり方 第六章 教育管理職人事における政治の位置結 “本当の世界”についての学びを支える教育政治のかたち(※本書は2021/9/21に大月書店より発売された書籍を電子化したものです)
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