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著:石井直方 著:柏口新二 著:高西文利
基本を極めるということ―― 研究者、臨床医、トレーナーがそれぞれの立場から「筋トレの基本」の重要性と有用性を語る★家トレにも使えるトレーニング種目54種収録! 「見せる筋肉」「使える筋肉」など筋力トレーニングにまつわる誤った「常識」を正し、基礎知識から実践までを丁寧に解説。初心者用のトレーニング、中級者への架け橋となる各種の理論とコツ、そして怪我の予防法を、理論・実践・指導・医療の第一人者が伝授する。●トレーニング理論と筋肥大のメカニズムを学ぶ●効果を最大に上げる、ビッグ3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)の徹底的な解説●ウォームアップ・ストレッチ・休養・栄養までカバー【本書「序にかえて」(石井直方)より】筋力トレーニング(筋トレ)の効果の仕組みを研究テーマにしたのは1990年のことです。目標は2つありました。筋肥大の仕組みを解明し、より効果的なトレーニング方法の開発につなげること。もう一つは、筋トレが健康にとって役立つものであることを科学的に示すことでした。それから30年が経過し、子どもから高齢者まで、多くの人があたりまえのように筋トレを行うようになりました。さまざまな新しい筋トレ方法が提唱され、それらがインターネットなどを通じて瞬く間に広まるようにもなりました。30年前には想像もできなかったほどの、嬉しい変化といえます。反面、筋トレの基本が軽視され、従来の方法を否定し新規性ばかりを強調するものや、「……だけすればよい」というような極端な方法論がもてはやされる傾向があることも否めません。しかし、筋トレの効果を分子レベルで調べた結果、経験に基づく「基本的処方」が、きわめて「確か」なものであることがわかってきています。「スロートレーニング」も、基本的な方法をもとに考案されたものなのです。……本書は、単なる「筋トレの教科書」ではなく、研究者、臨床医、トレーナーがそれぞれの立場から「筋トレの基本」の重要性と有用性を語るものです。著者の一人である柏口は整形外科医として、40年もの間筋トレの臨床応用に取り組んできました。高西はトレーナーとして、トップスポーツ選手から高齢者までを対象に特筆すべき指導実績を上げてきました。両者が用いる手技・手法は決して特殊なものではなく、基本的な筋トレを中心としたものです。「基本を極める」ことこそが、高度な専門性につながります。【主要目次】序にかえて第1章 運動器としての筋肉――筋肉の疑問1.1 日常生活と筋肉1.2 筋トレの誤解1.3 筋トレと痛み第2章 筋肉の不思議――筋生理学から学ぶ2.1 筋肉を知ろう――筋肉の役割2.2 「うまねち」で紐解く筋トレの話2.3 筋肥大のメカニズム2.4 筋トレの理論第3章 筋力トレーニングの実践3.1 トレーニングの原理・原則3.2 トレーニングの負荷3.3 自重によるトレーニング3.4 フリーウエイトとマシン重要な種目の理論と実際第4章 筋トレの効果を高めるために4.1 ウォーミングアップとクーリングダウン4.2 ストレッチング4.3 食事と栄養4.4 休養4.5 トレーニングギア第5章 治療・予防としての筋トレ――運動器治療の現場から5.1 筋トレで腰痛は治せるか5.2 筋トレで肩や肘の脱臼を予防できるか5.3 筋力があると手術の回復が早いか5.4 筋トレで肩こりの治療や予防ができるか5.5 エレガントな立ち姿、歩容付録 種目別解説
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2024/05/31 23:59 まで有効