花嫁の醜聞

デボラ・ヘイル 翻訳:辻 早苗

756円(税込)
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ルーシーは墓前で泣き崩れた。戦争に出征した恋人が命を落とし、ついさきほど葬儀が終わったばかりなのだ。途方に暮れる彼女の傍らにすっと紳士が立ち、話しかけてきた。「どうやら僕たち二人とも厄介な状況に陥ったようだね」亡き恋人の兄、シルヴァーソーン卿だった。彼もまた、家督を継ぐ男子が自分一人になってしまい、どうしても結婚しなければならない立場に置かれたのだ。「僕たちの問題をいっぺんに解決する方法があるんだが……」彼は大まじめにルーシーの顔を覗き込んだ。

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