硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ

硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ

酒井聡平

1,430円(税込)
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なぜ日本兵1万人が消えたままなのか? 滑走路下にいるのか、それとも…… 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査。新聞記者が執念でたどりついた「真実」。「僕は、硫黄島発の電報を受けた側にいた父島の兵士の孫だった。『祖父の戦友とも言える戦没者の遺骨を本土に帰したい』 13年前に一念発起し、政府派遣の遺骨収集団への参加を模索し続け、ようやく参加が認められたのだった。僕の心には、あの電報があった。『友軍ハ地下ニ在リ』 硫黄島の兵士たちは今も地下にいて、本土からの迎えを待っているのだ。電報を信じ、地を這うように玉砕の島の土を掘りまくった。結果、僕はこれまでにどの記者も挑まなかった謎の解明に、執念を燃やすことになった。その謎とは――。戦没者2万人のうち、今なお1万人が見つからないミステリーだ」――「プロローグ」より 【本書の内容】 プロローグ 「硫黄島 連絡絶ゆ」 第1章 ルポ初上陸――取材撮影不可の遺骨捜索を見た 第2章 父島兵士の孫が硫黄島に渡るまで 第3章 滑走路下遺骨残存説――地下16メートルの真実 第4章 情報公開で暴いた硫黄島戦後史 第5章 硫黄島「核密約」と消えた兵士たち 第6章 戦没者遺児との別れ、そして再上陸へ 第7章 硫黄島の元陸軍伍長「令和の証言」 第8章 硫黄島ノ皆サン サヨウナラ エピローグ 「陛下、お尋ね申し上げます」

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ジャンル
ノンフィクション
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2023/07/26

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