海神の娘

海神の娘

白川紺子

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世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。島々は、海神たる蛇神の抜け殻からできた、という。各島はそれぞれの領主によって治められていたが、領主を決めるのは海神に仕える巫女王の託宣だった。巫女王のもとには「海神の娘」が集う。娘らは託宣によって領主のもとへ嫁いでいく。彼女たちを娶ることで、島は海神の加護を得て、繁栄するのだという。今宵もまた、ひとりの巫女が舟に乗せられ、月明かりの下、島影へ近づいてゆく。

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