部下とは15分だけ話しなさい！

上司の9割が知らない「1対1面談」成功の秘訣、教えます。「せっかく採用した人材が、すぐに辞めていってしまう」という経験のある組織は、規模の大小問わず多いのではないでしょうか。その原因はさまざまですが、たとえば「上司が厳しいから辞める」「上司とソリが合わないから辞める」など、部下側の言い分もあれば、「今の若い世代の考え方は甘いと思う」「どうも若い社員とは価値観が合わない」など、上司側にも不満があります。こうした問題は、お互いがコミュニケーションを取ることで解決することもできるはずですが、今の時代ではそのコミュニケーションを取る機会が減っています。働き方の変化により、在宅勤務や時差出勤など、上司と部下が直接顔を合わせる機会が減りました。また、仕事終わりに飲みに行って交流を深める機会も減っています。そもそも上司のタスクが多いため、部下の面倒を見る余裕がない、などということもあるでしょう。そのため、今多くの組織に求められているのは「深く、かつ効率的なコミュニケーション手段」です。そこで、本書では、それをかなえる面談ノウハウを紹介いたします。最大のポイントは「面談はあくまでも部下のためのものである」ということ。面談実施のための5つのプロセスや、面談の7つのテクニック、ケーススタディも参考にしながらぜひ部下とコミュニケーションを取ってみてください！