ブラックアース(上)― ホロコーストの歴史と警告

ブラックアース(上)― ホロコーストの歴史と警告

著:ティモシー・スナイダー 訳:池田年穂

3,080円(税込)
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ヒトラーとは何者だったのか ――。限られた資源、土地、食糧をめぐる生存競争の妄想にかられたヒトラーは、ポーランド、そしてウクライナの肥沃な土壌(ブラックアース)を求めて侵攻し、国家機構を完璧に破壊し始める。ドイツの絶え間ない生存競争を、ユダヤ人の倫理観や法感覚が妨げると考えたヒトラーは、やがて、人種に基づく世界、ユダヤ人のいない世界を構想し、それを現実のものとすべく実行に移した ――。前著『ブラッドランド』でホロコーストの歴史認識を根底から覆した気鋭の歴史家が、ヒトラー「生存圏」(レーベンスラウム)の思想に鋭いメスを入れ、ホロコーストの真因を明らかにする傑作。

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ジャンル
学術・学芸
出版社
慶應義塾大学出版会
提供開始日
2023/5/29

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