卑弥呼とヤマト王権

卑弥呼とヤマト王権

寺沢薫 著

2,860円(税込)
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卑弥呼はヤマト王権の初代大王、その王都は奈良盆地東南部の纒向(まきむく)にあった!盟主不在の「倭国乱」ののち、3世紀初めの「卑弥呼共立」によって「新生倭国」=ヤマト王権は誕生した。考古学の成果と中国史書の精読から導き出された、この国の国家形成史の新しい枠組み。◆纒向遺跡はいつ出現し、どのような特徴をもった特別な遺跡なのか? 詳細に解説◆王権はのちに畿内と呼ばれる地域の勢力から誕生したのか? 新しいストーリーを提示◆卑弥呼はそもそも「邪馬台国の女王」だったのか? 彼女はどこに眠っているのか? 箸墓古墳の被葬者はいったい誰なのか? 最新の研究成果にもとづいて推理本書の構成(目次)第一章 纒向遺跡論/第二章 日本国家の起源を求めて/第三章 王権誕生への道/第四章 王権の系譜と継承/第五章 卑弥呼共立事情――私の邪馬台国論/第六章 卑弥呼とその後

ジャンル
学術・学芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公選書
提供開始日
2023/03/08

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