小学館世界J文学館 黒いめんどりと地下の国

小学館世界J文学館 黒いめんどりと地下の国

アントニー・ポゴレリスキー(作)/久野康彦(訳)/玉村ヘビオ(絵)

※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。寄宿学校の地下、だれも知らない魔法の王国。寄宿学校に預けられているアリョーシャは、勉強好きで頭がよくて、だれからも愛されてかわいがられている少年。そんなアリョーシャは、学校で飼っているニワトリを大切にしていて、なかでもチェルヌーシカと名付けた黒いめんどりを気に入っていた。だがある日、料理人が大きな包丁を手にしてニワトリ小屋に向かっているのを目撃する。チェルヌーシカがあぶない! アリョーシャは料理人にとびつき、全財産をはたいてチェルヌーシカを救い出す。その夜、アリョーシャの部屋にチェルヌーシカがやってきて、人間の言葉で「わたしについてきて」という。アリョーシャが案内されたのは、寄宿学校の地下にあるこびとの国だった。そこでアリョーシャは、こびとたちの王さまから、黒いめんどりの命を救ったお礼に「望みをなんでもかなえてやる」と言われた。さて、アリョーシャが願ったこととは……?19世紀ロシアの作家、ポゴレリスキーが書いた、現実世界と空想の世界を結ぶファンタジー。(新訳)※この作品は一部カラーが含まれます。

ジャンル
児童文学
出版社
小学館
掲載誌/レーベル
小学館世界J文学館
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