小学館世界J文学館 バード街の孤島

小学館世界J文学館 バード街の孤島

※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。戦下の街を、たった一人で生き抜く!少年の冒険の日々。ナチス・ドイツに占領されたポーランド。ゲットーと呼ばれるユダヤ人地区で、突然住民の強制移送が行われた。11歳のアレックスは父と別れて無人の街に取り残される。母はすでに連行されていて、アレックスはたったひとり。半分廃墟となった街のなか、アレックスは警官たちから身を隠し、食料を探し、ひとりで生き抜くことになる。友だちは白ネズミのスノウだけ。一瞬の油断が生死に直結する厳しい毎日を過ごすが、そのなかでもアレックスは「生きる」ために考え、工夫し、努力する。無人島生活を描いたアレックスの愛読書「ロビンソン・クルーソー」の主人公とおなじように、それは「冒険」の日々でもあったのだ。第二次世界大戦下のポーランドを舞台に、厳しい時代を生き抜く少年の物語。作者のウーリー・オルレブは自身が戦争で父と生き別れ、母を失う苛酷な体験を経ており、自伝的要素を含んだ作品だ。本書は30年ぶりの新訳で、ヘブライ語版原書からの直接訳は初めて。(新訳)※この作品は一部カラーが含まれます。

ジャンル
児童文学
出版社
小学館
掲載誌/レーベル
小学館世界J文学館
提供開始日
2023/1/27

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