スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険

スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険

谷川嘉浩(著)

1,760円(税込)
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新進気鋭の哲学者による“つながっているのに寂しい、常時接続の世界”を生き抜くための書スマホは私たちの生活をどう変えてしまったのか?いつでもどこでもつながれる「常時接続の世界」で、私たちはどう生きるべきか?ニーチェ、オルテガ、ハンナ・アーレント、パスカル、村上春樹、エヴァetc・・・・・・哲学からメディア論、カルチャーまで。新進気鋭の哲学者が、様々な切り口で縦横無尽に問いかける!「常時接続の世界」において、私たちはスマホから得られるわかりやすい刺激によって、自らを取り巻く不安や退屈、寂しさを埋めようとしている。そうして情報の濁流に身を置きながら、私たちが夢中になっているのは果たして、世界か、他者か、それとも自分自身か。そこで見えてくるのは、寂しさに振り回されて他者への関心を失い、自分の中に閉じこもる私たちの姿だ。常時接続の世界で失われた〈孤独〉と向き合うために。哲学という「未知の大地」をめぐる冒険を、ここから始めよう。・現代人はインスタントで断片的な刺激に取り巻かれている・アテンションエコノミーとスマホが集中を奪っていく・空いた時間をまた別のマルチタスクで埋めていないか?・常時接続の世界における〈孤独〉と〈寂しさ〉の行方・〈孤独〉の喪失――自分自身と過ごせない状態・スマホは感情理解を鈍らせる・「モヤモヤ」を抱えておく能力――ネガティヴ・ケイパビリティ・自治の領域を持つ、孤独を楽しむ・2500年分、問題解決の知見をインストールする・「想像力を豊かにする」とは、想像力のレパートリーを増やすこと・知り続けることの楽しさとしての哲学etc・・・◆目次はじめに第1章 迷うためのフィールドガイド、あるいはゾンビ映画で死なない生き方第2章 自分の頭で考えないための哲学――天才たちの問題解決を踏まえて考える力第3章 常時接続で失われた〈孤独〉――スマホ時代の哲学第4章 孤独と趣味のつくりかた――ネガティヴ・ケイパビリティがもたらす対話第5章 ハイテンションと多忙で退屈を忘れようとする社会第6章 快楽的なダルさの裂け目から見える退屈は、自分を変えるシグナルおわりにあとがき◆購入者限定特典 スマホ時代を考えるための読書案内つき(詳細は本文p.25)

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ジャンル
ノンフィクション
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
掲載誌/レーベル
ディスカヴァー携書
提供開始日
2022/11/18

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