さらに悩ましい国語辞典 ー辞書編集者を惑わす日本語の不思議!

さらに悩ましい国語辞典 ー辞書編集者を惑わす日本語の不思議!

著:神永曉

1,760円(税込)
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日本最大の辞書「日本国語大辞典」編集者はまだまだ悩んでいる! 言葉の謎はさらに深まる! そんたく【忖度】[名]「忖」も「度」もはかるという意味。他人の心を推し量ることで「なにか配慮をする」の意味はない。しんしゃく【斟酌】配慮までする意味なら「忖度」でなく、「斟酌」の方がしっくりする。この語「手加減する」と意味は変化し続け、今、忖度で起きている現象が斟酌でも起きている。うんぬん【云々】[名]「でんでん」と読んだ首相はかなり高度な誤読をしている。ちちくる【乳繰る】[名]「乳繰る」と書くのは当て字、本当の語源は…。けいたいでんわ【携帯電話】[名]なんと明治18年の新聞記事に登場している。「海軍省にて携帯電話数十個を製造になる由にて…」。じくじ【忸怩】[形動タリ]恥じる意だが、自らを恥じる意だが、国会議事録検索システムでみると恥じてない議員が多い。めど【目処・目途】「めどが立つ」の「メド」はマメ科の植物。だらしない[形][文]だらしな・し[ク]「しだらない」の言い違えから生まれた。「あらたし」→「あたらしい(新しい)」「さんざか」→「さざんか(山茶花)も…。ごねる[動ナ下一]意味は江戸時代には「死ぬ」だった。「不平を言う」は昭和以降。まけずぎらい【負けず嫌い】 [名・形動]「負けないのが嫌い」=「勝ち嫌い」なの?

ジャンル
趣味・実用
出版社
時事通信社
提供開始日
2022/09/30

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