うぶすな参り 鎌倉河岸捕物控<二十三の巻>

うぶすな参り 鎌倉河岸捕物控<二十三の巻>

佐伯泰英

679円(税込)

若親分・政次としほの間に生まれた夏吉の泣き声が響く金座裏。神田明神へのうぶすな参り(お宮参り)の段取りが早くもはじまっている。亮吉は夏吉に蛍を見せようと龍閑川に蛍狩りに出かけるが、蛍が入った紙袋を掴んだ水死体を見つける。老舗瀬戸物屋の箱入り娘がなぜ殺されてしまったのか。政次たちが探索に乗り出すと、娘には誰にも言えない秘密があった。うぶすな参りの翌朝、亮吉はまたしても拾いものをする。今度は包金二十五両だ。宗五郎と政次は幕府から隠密裏に始末をつけるよう命じられるが、タイムリミットは二日三晩……。金座裏の力が試される!

ジャンル
歴史・時代
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春e-Books
提供開始日
2024/08/01

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