味ごよみ、花だより 二、朝顔の誓い

味ごよみ、花だより 二、朝顔の誓い

著者:高田在子

814円(税込)
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小石川薬園同心の岡田弥一郎は、存在が気になりはじめた時枝に桜草を届けるため、古道具屋の泉屋を訪ねた。桜草を渡すと、時枝は濃い紅紫色の花をとても喜んでいる様子だった。弥一郎は、時枝が自ら仕立てたという手甲をお礼に受け取り、帰路に就くが、何者かの視線を感じていた。それは、時枝に嫌がらせをしている芙美の弟・新田翔右衛門のものだった。弥一郎は翔右衛門と対峙するが──。運命の恋の行方を描く、書き下ろし。

ジャンル
歴史・時代
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
角川文庫
提供開始日
2024/03/22

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