八代目正蔵戦中日記

八代目正蔵戦中日記

林家正蔵 著/瀧口雅仁 編

1,430円(税込)
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噺家・八代目林家正蔵(後の彦六)が残した膨大な日記より、昭和一六年一二月一日から二〇年八月三一日の記述を摘録。清貧に徹した長屋での暮らしぶり、謹厳実直で「トンガリ」とあだ名された反骨精神がにじむ活き活きとした筆致に、蝶花楼馬楽時代の名人の素顔が窺える。戦時下における東京下町の日常を伝える貴重な一級資料でもある。目 次おぼろげな父の記憶 花柳衛彦優しかった父 藤沢多加子昭和十六年(十二月一日から)昭和十七年昭和十八年昭和十九年昭和二十年(八月三十一日まで)巻末エッセイ     林家正雀 他人様を思って生きた師匠 戦い抜いた師匠 文庫版刊行に寄せて編者解説     瀧口雅仁 馬楽時代の戦中日記をまとめて 正蔵が確かな目で見続けたもの 文庫版のためのあとがき登場人物・登場日付索引

ジャンル
文芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公文庫
提供開始日
2022/07/21

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