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曽宮一念
【内容紹介・目次・著者略歴】画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。【目次】落合の道落合秋草堂描けなかった美人画花下竹人煉瓦焼きはるかなる日めでたき風景わだつみのいろこの宮耕到天コマ絵と夢二お釜帽子七十年前の晩秋工部大学万鉄五郎の「裸体美人」三人の先生の若がき山下繁雄の「軍鶏」中川紀元の「アラベスク」鈴木保徳の「農婦」小島善太郎の「若き日の自画像」遠山教円の「榛の畦みち」小糸源太郎の「屋根の都」高間惣七の「鷭」耳野卯三郎の「汽車」寺内万治郎の「落椿」角野判治郎の「浮浪者」賀来清三郎の「旅芸人」清水良雄の「ビロード」名人レタッチマン石橋武治鶴見守雄の「裾野」平沢大璋の「荒野の道」金観鏑の「水浴の図」宮芳平の「海のメランコリー」近江の人じゃんがらぼっち他じゃんがらぼっち石町のおばさん生首芝居乳母塩湯こんにゃく島と芳町観音と水天宮悔書雑筆白昼夢岩礁迷路においマロニエ声と音潤井川と鴨あとがき〈別刷挿画目次〉洋上夕日(巻頭)天狗の湯椿函館ガンガン寺 シャルトル遺跡教会曽宮 一念1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
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