婚約者・フレッドの失踪により“捨てられた花嫁”となったプリシラは、代わりに次期国王の座に就いた王太子・ディルと結婚することに。王宮内でディルがフレッド失踪の黒幕だと噂される一方、プリシラは昔と変わらず不器用で優しさを隠せないディルのことを信じていた。彼の身の潔白を証明する方法を考えていると、父のお抱え商人・ナイードが『王子の処分』について話しているところを目撃してしまう。プリシラはフレッドの失踪に父が関係しているのでは、と疑い始めて…。そんな中、ディルと結婚してから昔に戻ったような時間を過ごすうちに、長年蓋をしてきた恋心が再び溢れ出すプリシラ。「形だけの結婚じゃなくて、ディルと本当の夫婦になりたい」――彼にそう告げると、「もう我慢はやめる」と突然ベッドに組み敷かれて……!? (この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol. 33~36、38に収録されています。重複購入にご注意ください)