結び目をほどいたら【単話売】（２）

小学生ぶりに再会出来たイケメン茶道家と、酔っ払ってホテルで一夜を共にしました――仁科ゆづるは、自分の性指向も、ましてや誰かを好きと思う気持ちもよくわからない大学3年生。ゼミ仲間に強引に誘われたパブでつぶれていたところ、かつて茶会の席で憧れた茶道家である、長谷涼輔に声を掛けられる。酔った勢いで涼輔に恋愛相談をすると、「じゃあ俺で試してみる？」とキスされそうになって…。飄々とした顔の裏に伝統家業と家族へのしがらみを持つ涼輔、それに振り回されっぱなしのゆづる…茶の湯が繋ぐ初恋道！

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