水の月

水の月

中江 有里

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全編、手紙とメールで紡ぐ、家族の物語――親の離婚によって離ればなれになった姉妹が30年の時を経て心を通わせようとする。途切れた時間は再びつながるのか。「私たちは、ふと空を見上げればそこに在る月にでも話しかけるようなつもりで、まるで鈍化された祈りのように、言葉をつづるのかもしれない。あるいは最後にはそんな境地に戻っていくために、人生はあるのかもしれない。本書を読ん、そんなことを思った。」(上田岳弘 解説より)

ジャンル
文芸
出版社
潮出版社
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