楠木正成

潰えれば死――。壮絶なる覚悟で決起した楠木一党は、正成の巧みな用兵により幕府の大軍を翻弄。ついには赤松円心、足利高氏(のち尊氏)らと京を奪還、後醍醐帝の建武新政は成就したが……。信念を貫くも苛酷な運命に誘われ死地へ赴かざるを得なかった、悲運の名将の峻烈な生を迫力の筆致で描く、北方「南北朝」感涙の最終章。【目次】第四章 遠き曙光第五章 雷鳴第六章 陰翳第七章 光の匂い第八章 茫漠第九章 人の死すべき時 解説 細谷正充

ジャンル
歴史・時代
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公文庫
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