日本人が見出したヴィンテージの価値 教養としてのデニム

日本人が見出したヴィンテージの価値 教養としてのデニム

著:藤原裕

1,760円(税込)
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19世紀にアメリカ西海岸のゴールドラッシュで金鉱労働者の作業着として誕生したデニム。長い年月を経てデニムは進化を遂げデイリーウェアとして市民権を獲得しました。日本人のデニム所有率は9割超、1人あたりの所有数は約4本と言われています。一方、希少なヴィンテージ・デニムは世界中のコレクターや古着商人によってモデルによっては1千万円超の高値で取引されています。現代のヴィンテージ・デニム価格高騰は、日本で昭和後期のバブル時代に巻き起こった古着ブームが発端です。アメリカに眠っていたヴィンテージ・デニムの価値にいち早く気づき、世界中にその魅力を広めたのは、日本人なのです。その証拠に、「デッドストック」「ヒゲ」「ハチノス」は、世界共通の和製英語です。本書は、ヴィンテージ・デニムに人生をささげた男、原宿の老舗古着屋「BerBerJin」店長・藤原裕氏をストーリーテラーにお迎えし、「服が売れない時代に、なぜヴィンテージ・デニムが1千万円で取引されるのか」を掘り下げて解説する、はじめてのデニム教養本です。ヴィンテージ・デニムの魅力を写真満載のオールカラーで紹介し、いますぐ人に話したくなるデニム雑学をお届けします。

ジャンル
趣味・実用
出版社
KADOKAWA
提供開始日
2022/4/1

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