請求権概念の生成と展開

請求権概念の生成と展開

奥田昌道

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【内容紹介・目次・著者略歴】実体法体系の確立という観点から、訴訟・実体両法体系の分化を前提とした結合関係のあり方を追求しつづけた労作。【目次より】はしがき第一章 ヴィントシャイトの『アクチオ論』序説第一節 ヴィントシャイトの法律学第二節 『アクチオ論』第一款 『アクチオ論』の課題およびアクチオの概念 第二款 アクチオ理論の展開 第三款 『アクチオ論』に対する補説  むすび第二章 ドイツ普通法学における請求権概念の発展序説第一節 ウンガーおよびノイナーにおける請求権と訴権第二節 公法的訴権概念の誕生第三節 公法的訴権理論の影響第四節 実体法と訴訟法の分離および両者の関連第五節 普通法学における請求権理論の発展の総括、および、ドイツ民法典以後の発展の展望むすび第三章 ドイツ民法の請求権概念序説第一節 請求権の本質および機能第一款 第一期(一九〇〇年~一九一二年頃)の学説 第二款 第二期(一九一二、三年頃~一九四五年)の学説 第三款 第三期(一九四五年~一九五九年)の学説第二節 請求権をめぐる若干の問題の検討と請求権の本質・機能論の総括第一款 請求権のFalligkeit(満期)について 第二款 時効の効力 第三款 物権的請求権について 第四款 総括 問題点の整理 むすび第四章 ドイツ民法学における請求権理論について第五章 ドイツ民法の請求権(Anspruch)と日本民法第一節 序説第二節 消滅時効と請求権第三節 権利と請求権第四節 請求権の機能第五節 結語第六章 補説第一節 ヴィントシャイトの請求権概念をめぐる近時の論議についてはしがき 第一款 請求権概念検討の理由 第二款 リムメルシュパッハーのヴィントシャイト理論の分析 第三款 ゲオルギアデスの請求権理論 第四款 リムメルシュパッハーの請求権理第二節 権利と請求権第七章 民法四一四条について 解釈論的および立法論的見地からはしがき第一節 民法四一四条の法的性質についての諸学説第二節 解釈論と立法論附録 請求権と訴訟物 実体法学からの新訴訟物理論へのアプローチはしがき第一節 小山説の提起せる問題とその検討第二節 三ヶ月説の提起せる問題とその検討第一款 請求権と訴訟物 第二款 占有承継人に対する執行力の拡張をめぐって第三節 ドイツの学説における請求権と訴訟物第一款 ニキッシュの問題提起 第二款 実体法学者の見解 第三款 ヘンケルの理論とその検討第四節 総括むすび※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。奥田 昌道1932年生まれ。法学者、裁判官。京都大学名誉教授。京都大学法学部卒業。学位論文「請求権概念の生成と展開」で、京都大学より法学博士の学位を授与(法学博士)。京都府文化賞などを受賞。著書に、『請求権概念の生成と展開』『債権総論 [増補版]』『紛争解決と規範創造 最高裁判所で学んだこと、感じたこと』などがある。

ジャンル
学術・学芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
419ページ

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