唐宋の文学(中国学芸叢書)

唐宋の文学(中国学芸叢書)

松本肇

4,070円(税込)
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【内容紹介・目次・著者略歴】中国文学のピークをなす唐宋の文学。その文学空間に飛翔した多彩な表現。定型的な見方から自由になって、真実・魔力・快楽という新たな視点から中国文学の魅力に迫る。著者は中唐から宋代への文学意識の転換を踏まえ、文学作品の枠にとらわれずに文学者の逸話など幅広い素材を、日本や西洋の作品をも視野に入れて、自在に語る。「空の空なるもの」に過ぎない文学が、いかに大切であるかを明らかにして、格好の文学案内となった。【目次より】まえがき目次第一章 詩と真実第一節 華山遭難第二節 半夜鐘第二章 文学の魔力第一節 栄光と受難 文学作品の効用一 栄光二 受難第二節 文学創作の説話一 夢と詩才二 作詩の指導三 推敲第三節 詩識 ことばの魔力一 六朝時代の詩識二 唐代の詩識三 宋代の詩識四 詩識をめぐる議論第四節 作家と作品第五節 恐ろしい文学第三章 快楽としての文学第一節 古文の修辞学一 象徴としての登山 「始得西山宴遊記」二 数字の魔術 「捕蛇者説」三 愚者の美学 「愚渓詩序」四 文体と認識第二節 怪奇の文学 韓愈一 独創性の追求二 暴力と破壊三 醜悪の美四 唐から宋へ第三節 娯楽の文法一 暗号二 脱出三 対決四 時の旅五 トリック六 試練第四節 詩学の発見一 不尽の意二 換骨奪胎と点鉄成金三 興趣四 景と情五 読みの快楽六 知の冒険 王安石の集句について第五節 快楽の思想 蘇軾を中心に一 快楽の思想二 快楽の思想を支えるもの三 快楽の思想の源流四 もうひとつの桃源郷 相対化への志向注あとがき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。松本 肇1946年生まれ。東京教育大学大学院博士課程。元筑波大学大学院教授。著書に、『柳宗元研究』『唐宋の文学』『春秋戦国の処世術』『唐代文学の視点』などがある。

ジャンル
学術・学芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
292ページ

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