抽象と直観 中世後期認識理論の研究

抽象と直観 中世後期認識理論の研究

稲垣良典

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【内容紹介・目次・著者略歴】トマスとの比較を通してオッカム認識論の革新性を解明する。近世認識論への道筋をも示した画期的業績。【目次より】まえがき目次1 序論第一章 霊魂論の崩壊と認識理論の変容第二章 トマスの霊魂論 自己認識の問題第三章 「オッカムの剃刀」 中世後期の精神的風土2 本論第四章 認識におけるスペキエスの役割について第五章 観念、スペキエス、ハビトゥス第六章 抽象と直観第七章 オッカムにおける直観的認識の問題第八章 学知の対象について第九章 個体における存在と本質第十章 「もの」と「記号」 オッカムの個体主義についての一考察第十一章 普遍と個体 個体化の原理について3 結語 知性的認識の問題あとがき人名・事項索引※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。稲垣 良典1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞,『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

ジャンル
学術・学芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
373ページ

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