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大峯顕
【内容紹介・目次・著者略歴】カントの影響を受けたドイツ観念論哲学者の巨星は、後にヘーゲル、シェリングに影響を与える。フィヒテの思想的全貌に迫る一大研究である。【目次より】序第一章 フィヒテ哲学の理念一 生と哲学二 人間的精神の二つの循環三 現実的生に対する知識学の関係第二章 フィヒテにおける構想力の概念 イェナ期知識学に関する一考察一 生成する自我二 障害の問題三 理論と実践との根源的合一四 構想力と世界五 構想力と有限性第三章 対決期のフィヒテとシェリング一 問題二 超越論的哲学と自然哲学三 絶対的同一性の体系四 フィヒテの反論第四章 絶対的反省の問題 一八〇一年の知識学に関する研究一 表象のニヒリズムと神二 絶対知の概念三 知的直観の視圏四 自由の本質五 知の非存在と絶対的存在六 残された問題第五章 真理と意識 一八〇四年の知識学に関する研究一 カントの超越論的観念論に対する知識学の関係二 絶対的自我と自我の絶対的生成三 概念の自己否定四 原始概念と絶対的実在五 真理への二つの道六 自己意識と自体。高次の観念論と高次の実在論七 対自の根拠第六章 ドイツ観念論における神秘主義と形而上学一 近世の根本錯誤と客観的観念論二 絶対的主体と脱自三 光と眼第七章 フィヒテ哲学と現代※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。大峯 顕1929 - 2018。哲学者、浄土真宗僧侶、俳人。大阪大学名誉教授、元龍谷大学教授。専攻は宗教哲学。中期フィヒテ研究・西田幾多郎を研究。俳号は大峯あきら。京都大学文学部宗教学科卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。(文学博士)。著書に、『フィヒテ研究』『今日の宗教の可能性』『親鸞のダイナミズム』『宗教と詩の源泉』『宗教への招待』『法蔵菩薩と生命世界』『本願海流』『哲学の仕事部屋から 花月のコスモロジー』『永遠なるもの 歴史と自然の根底』『宗教の授業』『即身成仏と信心決定』『高僧和讃を読む』『仏法は無我にて候』『正像末和讃を読む』など多数。
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