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水田英実
【内容紹介・目次・著者略歴】トマスの知性論の特徴である、能動知性の内在の提唱、人間知性としての可能知性の非質量性の提唱に注意を向け、トマス哲学における人間知性の問題を考察する。アヴェロエス主義やアリストテレス的認識を批判し、中世独自の認識論を展開したトマスの知性論を分析する。【目次より】序第一章 真理認識に対する欲求と節度 naturaliter scire desiderantの解釈第二章 『エチカ注解』におけるアヴェロエス説批判第三章 『デ・アニマ注解』における可能知性の問題第四章 可能知性単一説に対する論駁第五章 『存在しているものと本質』序文における《エッセ》の認識第六章 本質の二義性と知性の《エッセ》第七章 認識者としての魂の《エッセ》第八章 魂の不死に関するトマス説とカエタヌス説第九章 生命を与える魂 存在を与える形相 Vivere viventibus est esseの解釈第十章 第四の道と『存在しているものと本質』第十一章 第一に認識されるもの第十二章 トマスのイデア論 神の観念としてのイデア第十三章 トマス哲学における能動知性の問題第十四章 トマスの知性論における存在認識あとがき註文献表※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。水田 英実1946年生まれ。西洋中世哲学研究者。広島大学名誉教授。京都大学文学部哲学科卒、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。著書に、『トマス・アクィナスの知性論』『中世ヨーロッパの時空間移動』(共著)『中世ヨーロッパにおける排除と寛容』(共著)『中世ヨーロッパにおける死と生』(共著)『中世ヨーロッパにおける女と男』(共著)『中世ヨーロッパにおける笑い』(共著)『中世ヨーロッパにおける伝統と刷新』(共著)『中世ヨーロッパの祝宴』(共著)などがある。
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