デカルト研究

デカルト研究

福居純

7,315円(税込)
クーポン利用で6,218円獲得する

【内容紹介・目次・著者略歴】「永遠真理創造説」が「神の存在証明」として表現されていることを、『省察』全体の内在的論理と論証構造を通して分析した画期作。【目次より】:凡例第一章 デカルト的方法についての試論一 ア・プリオリとア・ポステリオリ二 方法的懐疑三 因果律批判四 神存在のア・ポステリオリな証明五 神存在のア・プリオリな証明六 デカルト的論理第二章 懐疑と循環一 はじめに 「問うこと」と「疑うこと」二 方法的懐疑三 真理と循環四 むすび 「コギト」と「意識」第三章 差異 デカルト的「観念」論のための序一 相等性と同一性二 外部と内部三 空間と時間第四章 デカルト的「観念」論への注解 「第二~五省察」の分析試論一 コギトの発見二 思惟と想像三 蜜蝋の比喩四 思惟と観念五 観念と原因性六 知性の内部と外部七 神の観念 無限性八 神の観念 自己原因九 観念と誤謬十 物体的事物の観念十一 神存在のア・プリオリな証明十二 物体的観念の被造性第五章 同一性と比喩 デカルトにおける〈神の存在論的証明〉についての一考察一 はじめに二 同一性と絶対無三 同一性と意味四 同一性と時間五 同一性と比喩第六章 デカルトにおける「実体の表現」の問題 ヘンリィ・モアとの往復書簡に関連して一 はじめに二 「観点上の区別」と「様態的区別」三 「実在的区別」四 「空間」と「場所」五 「想像」と「無際限」六 「コギト」の無媒介性第七章 デカルトの「運動」概念をめぐって一 はじめに二 通常の意味での運動三 本来の意味での運動四 直線運動と円運動五 機械論的自然観の意味第八章 物質主義的生命観と人間 「第六省察」から『情念論』へ一 はじめに二 機械論と目的性三 客観性の公準と物心二元論四 物質の表現としての生命と人間=機械説五 感情の形而上学のためにあとがき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。福居 純1938年生まれ。哲学者。一橋大学名誉教授。専門は、特にデカルト、スピノザ研究。東京大学教養学部フランス科卒、同博士課程単位取得満期退学。文学博士。著書に、『デカルト研究』『スピノザ『エチカ』の研究 『エチカ』読解入門』『デカルトの「観念」論 『省察』読解入門』『スピノザ「共通概念」試論』『デカルトの誤謬論と自由』など、訳書に、ジュヌヴィエーヴ・ロディスールイス『デカルトと合理主義』ジャン・メナール『パスカル』ポール・フルキエ『哲学講義 1』シモーヌ・ヴェーユ『科学について』などがある。

ジャンル
学術・学芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
371ページ

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く
一番お得なクーポン

クーポン利用で【15%OFF】6,218円(税込)で購入できる! 3回利用可能

スペシャル週末クーポン15%OFF

2024/11/24 23:59 まで獲得可能

クーポンを変更する