スコトゥスの存在理解

スコトゥスの存在理解

八木雄二

5,720円(税込)
クーポン利用で4,862円獲得する

【内容紹介・目次・著者略歴】スコトゥス思想の中心に位置する「存在の一義性」をテクストの丹念な解読により初めて解明し、今後のスコトゥス研究の基盤を提供する重要著作。【目次より】はじめに緒論第一章 スコトゥスにおける諸概念の意味第一節 概念の第一次的抽象A 可知的形象の措定B 能動知性の問題第二節 実在概念第三節 論理的概念A クウィッドとクアーレB 規定的と被規定的C 外属的と被外属的第四節 実体概念第五節 実存概念第六節 神の実存の非自明性第七節 神の概念第二章 知性のうちで一義性が主張される根拠第一節 神と被造物の概念における一致第二節 「自然的」であることの二重の意味第三節 知性の第一対象について(1) 異論の検討A われわれの知性の第一対象は質料的事物の本質ではないことB われわれの知性の第一対象は神ではないこと第四節 知性の第一対象について(2) 「第一主義」の定義第五節 知性の第一対象について(3) 「存在」が第一のものである第六節 諸概念における存在の一義性の証明第三章 存在の一義性の証明第一節 概念が「一義的」であること第二節 概念の一義性の証明1 第一の証明2 第二の証明3 第三の証明4 第四の証明5 第五の証明6 その他の一義性の証明第三節 一義性の証明の根拠について第四章 結論われわれが用いたテクストについてあとがき索引略記事項註引用文献表※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。八木 雄二1952年生まれ。哲学者。東京キリスト教神学研究所所長。慶應義塾大学大学院哲学専攻博士課程修了。文学博士。専門は西欧中世哲学。著書に、『スコトゥスの存在理解』『鳥のうた 詩歌探鳥記』『中世哲学への招待』『イエスと親鸞』『古代哲学への招待』『生態系存在論序説』『「ただ一人」生きる思想』『天使はなぜ堕落するのか』『神を哲学した中世』『聖母の博士と神の秩序』『哲学の始原』『裸足のソクラテス』など、訳書に、『エギディウス・ロマヌス 『Theoremata de esse et essentia』(訳)を巡って 中世存在論の一断面』(共訳)『カントが中世から学んだ「直観認識」 スコトゥスの「想起説」読解』などがある。

ジャンル
学術・学芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
235ページ

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く
一番お得なクーポン

クーポン利用で【15%OFF】4,862円(税込)で購入できる! 3回利用可能

スペシャル週末クーポン15%OFF

2024/11/24 23:59 まで獲得可能

クーポンを変更する