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八巻和彦
【内容紹介・目次・著者略歴】神の創造物であるにも拘わらず、世界は何ゆえ分裂と相異に満ちたものなのか。本書はその著作のみならず説教をも駆使して、その思想の全体的構造を明らかにする。哲学の目的は愛によって神の真理に到達することであるとした彼は、脱中心・二極性・楕円の思考といった独自の方法で自らの思惟を相対化し、現実の世界が〈協和〉に向かって存在することを探究する画期的業績。【目次より】目次序章 本研究の目的と方法第一章 クザーヌスにおける〈哲学〉第一節 「学としての哲学」第二節 哲学と神学をめぐるヴェンクとの応酬第三節 『覚知的無知について』と『推測について』における〈哲学〉第四節 〈知恵〉への思索第五節 〈Amor sapientiae〉としての〈哲学〉第六節 〈知恵の狩〉第二章 〈多様性〉問題第一節 クザーヌスの思惟の根本動態第二節 〈多様性〉問題への取り組みの発端第三節 『覚知的無知について』と『推測について』における〈多様性〉問題第四節 『創造についての対話』における〈多様性〉問題第五節 中期以降における〈多様性〉問題第三章 方法としての〈反対対立の合致〉第一節 〈反対対立の合致〉の思惟をめぐるミリュー第二節 前期における〈反対対立の合致〉第三節 『神の観について』を中心とする〈反対対立の合致〉第四節 〈媒介〉としての〈反対対立の合致〉第四章 楕円の思考序節第一節 〈脱中心の思考〉第二節 クザーヌスの〈思考の二極性〉第三節 楕円の思考第五章 〈神の現れ〉の諸相序説第一節 世界という〈神の現れ〉第二節 〈秩序〉という〈神の現れ〉第三節 人間という〈神の現れ〉第六章 〈協和〉としての世界序節 第一節 〈個物〉における〈協和〉第二節 〈水平的協和〉と〈垂直的協和〉第三節 〈協和〉としての認識終章 〈多様性〉から〈協和〉へあとがき注文献目録欧文要旨※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。八巻 和彦1947年生まれ。)哲学者。早稲田大学名誉教授。早稲田大学第一文学部卒業。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了、同大学院文学研究科博士後期課程中退。専門は、哲学、倫理学、文明論。著書に、『クザーヌスの世界像』『クザーヌス 生きている中世』『クザーヌスの思索のプリズム―中世末期の現実を超克する試み』(編著)『境界に立つクザーヌス』(共編)訳書に、ニコラウス・クザーヌス『可能現実存在』(共訳)『神を観ることについて 他二篇』L・ハーゲマン『キリスト教とイスラーム』(共訳)などがある。
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