ドイツ封建社会の構造

ドイツ封建社会の構造

櫻井利夫

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【内容紹介・目次・著者略歴】11~13世紀における中部ライン河領域とモーゼル河流域の計34の城塞を取り上げ、城塞とその周囲に横たわる支配領域・支配権を考察。原典史料を博捜し、シャテルニーを示す用語を検出するとともに城塞支配権の実態的内実を究明することで、ドイツにも、公権力的機能を果たし封建社会の機軸をなしたフランス型シャテルニーが存在したことを明示する。フランス史学とは対照的に、従来シャテルニーに関心が希薄であったドイツ史学に一石を投じる業績。【目次より】凡例序第一章 研究動向の概観第二章 城塞と支配第三章 問題設定第四章 中部ライン河流域・モーゼル河流域の城塞とシャテルニー第五章 モンクレール城塞第六章 レムベルク城塞第七章 マールベルク城塞とキュルブルク城塞第八章 マンダーシャイトの二つの城塞とケルペン城塞第一節 オーバーブルク(上手の城塞、トリール大司教の城塞)第二節 ニーダーブルク(下手の城塞、ヘレン・フォン・マンダーシャイトの城塞)第三節 ケルペン城塞第九章 ブリースカステル城塞とベルンカステル城塞第一〇章 フーノルシュタイン城塞とベルンカステル城塞第一一章 コッヘム城塞第一二章 トライス城塞第一三章 コーベルン城塞第一四章 モンタバウアー城塞第一五章 ナッサウ城塞第一六章 フォン・ファルケンシュタイン=ミュンツェンベルクの城塞第一節 カウプ(グーテンフェルス)城塞第二節 ファルケンシュタイン城塞、ミュンツェンベルク城塞、アッセンハイム城塞、ドライアイヘンハイン城塞、ケーニヒシュタイン城塞、バーベンハウゼン城塞(a) ヘルシャフト・ミュンツェンベルク(b) ヘルシャフト・アッセンハイム(c) ヘルシャフト・ケーニヒシュタイン(d) ヘルシャフト・ドライアイヘンハイン(e) ヘルシャフト・バーベンハウゼン第一七章 ヘレン・フォン・エプシュタインの城塞第一節 ハインハウゼン城塞とシュタインハイム城塞第二節 エプシュタイン城塞第三節 ホムブルク城塞第四節 シュヴァールハイム城塞第五節 ブラウバッハ(マルクスブルク)城塞第六節 シュヴァープスブルク城塞第七節 ヴィート城塞、オルブリュック城塞第八節 クレーベルク城塞第九節 ホイゼンシュタム城塞終章あとがき地図註史料と文献略記法※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。櫻井 利夫法学研究者。元金沢大学教授。東北大学法学部卒業、同大学院郷学研究科博士課程修了。法学博士。専門は西洋中世の法学史。著書に、『ドイツ封建社会の城塞支配権』 『ドイツ封建社会の構造』 『中世ドイツの領邦国家と城塞』などがある。

ジャンル
学術・学芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
497ページ

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