ネオ・リカーディアンの貿易理論 不等価交換論を超えて

ネオ・リカーディアンの貿易理論 不等価交換論を超えて

高増明

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【内容紹介・目次・著者略歴】不等価交換論を超えて 古典派から、新古典派、マルクス経済学、現代的アプローチまで主要な貿易論を検討、新しい理論の構築を試みる。【目次より】はじめに序章 なぜネオ・リカーディアンか1 ネオ・リカーディアンとは何か2 新古典派 vs ネオ・リカーディアン3 マルクス経済学 vs ネオ・リカーディアン第1章 リカード比較生産費説について1 序2 リカードの比較生産費説2-1 リカードの説明 2-2 リカードモデルの定式化3 ミルの国際価値法則3-1 ミルモデルの定式化 3-2 ミルをどう評価するか4 多数の国,多数の商品4-1 2国n商品 4-2 n国2商品 4-3 n国n商品5 中間生産物5-1 2国n商品 5-2 競争均衡と生産の有効性6 時間のある経済(Sraffa-Leontief経済)6-1 Steedman-Metcalfeによるリカード比較生産費説の批判 6-2 商品による商品の生産 6-3 より一般的な分析7 自由貿易の通時的効率性7-1 数値例による直観的理解 7-2 Smithによる一般的な証明8 結論数学注補論1 貿易によって利潤率は上昇するか補論2 Sraffa-Leontief 経済における生産可能性フロンティア第2章 生産された生産手段としての資本とヘクシャー=オリーン=サミュエルソン(HOS)モデル1 序2 ヘクシャ ー= オリーン=サミュエルソン(HOS)モデル2-1 閉鎖経済 2-2 開放経済3 生産された生産手段としての資本4 土地としての K4-1 商品の価格 4-2 価格と生産量の関係 4-3 開放経済の一般均衡5 結び補論3 normal でないケースをどのようにして排除するのか第3章 国際貿易における不等価交換:理論的展望1 序2 不等価交換とは何か3 Emmanuel の不等価交換論3-1 不等価交換の1次形態:等しい剰余価値, 異なった資本の有機的構成をもった国家間の不等価交換 3-2 厳密な意味での不等価交換:不均等な剰余価値率によって生じる不等価交換4 Samuelson の Emmanuel 批判5 Saigal による Emmanuel 理論の「発展」6 Evans による Saigal モデルの修正7 根岸隆による Saigal 批判8 Roemer の不等価交換論9 結び参照文献※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。高増 明1954年生まれ。経済学者。関西大学社会学部教授。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科満期退学。経済学博士。専門は、理論経済学、国際経済学。著書に、『ネオリカーディアンの貿易理論:不等価交換論を超えて』『国際経済学:理論と現実』(共著)『アナリティカル・マルキシズム』(共編)『経済学者に騙されないための経済学入門』(共編)『アジアのメディア文化と社会変容』(共編)など、訳書に、森嶋通夫『リカードの経済学 分配と成長の一般均衡理論』(共訳)などがある。

ジャンル
ビジネス
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書
提供開始日
2022/02/25
ページ数
197ページ

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