最澄と徳一

最澄と徳一

師茂樹

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これは問答か,謗法(ほうぼう)か.平安時代初期,天台宗の最澄と法相宗の徳一が交わした批判の応酬は,仏教史上まれにみる規模におよぶ.相容れない立場の二人が,五年間にわたる濃密な対話を続けたのはなぜだったのか.彼らは何をどのように語り合ったのか.「真理」を求める論争を解きほぐして描く,仏教史の新たな見取り図.

ジャンル
学術・学芸
出版社
岩波書店
掲載誌/レーベル
岩波新書
提供開始日
2022/2/24

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