エイリアンは黙らない

エイリアンは黙らない

著:チョーヒカル

1,760円(税込)
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「脇毛が生えているのは女としてない」という言葉にとっさに怒ったチョーさんが好きだ。コンプレックスがあっても、嫉妬心があっても、夜明け4時急に自分の形がわからなくなっても、私たちは意思を表明して良いんだと思えた。ーー犬山紙子すっぴんすぎるだろ。ーーハライチ・岩井勇気〈みんなと同じになれないけど、それの何がいけないの?〉国籍や性別、常識・非常識という区分けのほとんどは、誰かが勝手に作ったフィクションで、思っているよりずっと流動的なもの。「女らしさ」を強いられることや、何かにつけて「耐え忍ぶ」ことが美徳みたいに語られるのもナンセンス。だから私たちはもっと怒ったり、叫んだりしたっていいのだ。注目のペイントアーティストが綴る、毎日間違えて、へこんで、社会の不条理さにくじけそうになっても、怒って、戦って、考えて、自分の足で歩いていく覚悟を込めた「成長」と「主張」のエッセイ集。〈書き下ろし漫画も6篇収録〉■「はじめに」より「時々自分が全くのエイリアンみたいに思える。変な発言をしてしまうこと、国籍がみんなと違うこと、「女らしく」できないこと。だから私はエイリアンを隠して、意識しないように生きてきた。そうしたらどうだ、いつの間にかすっかり自分がよくわからなくなってしまっていた。(…)だけど、こうも考えられないだろうか。私たちはみんなエイリアンで、みんな一人ひとり違って、違うということだけが私たちに共通していることだと」目次1章ロマンスがはじまらないどうして恋人は必要なのか?を考察してみるお願い、サーモンわかめごはん。ああ、わかめごはん愛すべき、大嫌いなマヨネーズ女を演じなくてもいい場所非モテ女はクソみたいな好意を断れない昔好きだった女の子の話 前編昔好きだった女の子の話 後編化粧は心を武装するいくらだって顎くらい引いてやる美しさに泣かされて私たちって誰のために服を着ているんだろう2章モノガミーゲシュタルト崩壊なんで結婚したいんだっけ?「パーティ」の甘美な響きは罠である女は細くあってこそ美しいの呪縛ありのままを愛したい・けど・愛せないリアス式海岸ネイルの波打ち際で私たちが思うよりも人生はずっと無意味なのだ夜中はまるでエンドロールだお尻のラインはいつ「下品」になったのかうで毛のはなしイヤよイヤよは、イヤのうち涙は武器ではない、と同時に、弱さでもないという話3章私たちはもしかしたら圧倒的に怒る経験が足りてないんじゃないか「嫉妬の炎」はいつ消える?私の自撮り進化論とにかく「女の賞味期限」に焦っていたのだアラサーで金髪ショートにした理由運命ではないからこそ愛しい友人たちへおっぱいは、ただのおっぱい。お願いだから、どうか長生きしてくださいエイリアン・フロム・ジャパン

ジャンル
エッセイ
出版社
晶文社
提供開始日
2022/01/26

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