親孝行の日本史 道徳と政治の1400年

親孝行の日本史 道徳と政治の1400年

勝又基 著

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孝とは、親を大切にすることで、儒教の基本的徳目だ。律令で孝行者の表彰が定められ、七一四年に最古の例が見られる。以来、孝子は為政者から顕彰され、人々の尊敬を集めた。特に江戸時代は表彰が盛んに行われ、多くの孝子伝が編まれた。明治に入り教育の中心に据えられるが、戦後、軍国主義に結びついたとして否定された。それは常に支配者の押しつけだったか。豊富な資料で「孝」を辿り、日本人の家族観や道徳観に迫る。

ジャンル
学術・学芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公新書
提供開始日
2022/1/21

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レビュー

レビューコメント(2件)

  • 2022/6/24

     「親孝行」と聞くと、何やら胡散臭さを感じてしまう。儒教思想、封建制、教育勅語、軍国主義といった言葉が連想されるのだ。

     といっても、近代以前は、人権や平等といった概念自体がなかったし、親あるいは祖...

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    Posted by ブクログ
  • 2021/11/18

    儒教とともに伝わった孝。孝子表彰が盛んな江戸時代、軍国主義と結びついた近代を経て、高齢化社会の「孝行」とは。豊富な資料で探る

    Posted by ブクログ
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