格差という虚構

格差という虚構

小坂井敏晶

1,045円(税込)
クーポン利用で313円獲得へ
2

格差の問題を前にして、我々はいったい何を求めているのか。人々を選別する〈能力〉とは何か──。学校は格差再生産装置であり、遺伝・環境論争の正体は階級闘争だ。だが、メリトクラシーの欺瞞を暴いても格差問題は解けない。格差は絶対になくならないだけでなく、減れば減るほど人間を苦しめる。平等とは何か。平等は近代の袋小路を隠すために我々の目を引きつける囮であり、擬似問題にすぎない。世に流布する議論の誤解を撃ち、真の問いを突きつける、著者最後の虚構論。

ジャンル
学術・学芸
出版社
筑摩書房
掲載誌/レーベル
ちくま新書
提供開始日
2021/11/19

この作品をシェアする

閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】313円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/05/31 23:59 まで有効