ジェンダーと脳――性別を超える脳の多様性

ジェンダーと脳――性別を超える脳の多様性

性差はある。だが女脳/男脳は存在しない。30分間、ストレスを受けたからといって、あなたの生殖器が女性から男性へ、男性から女性へと変わることはありえない。だが、このありえないことが脳の神経細胞では起こりうる。脳はホルモン、ストレス、薬物、環境などあらゆる影響を受けて驚くほど柔軟に変化する。脳に見つかる男女間の平均的な性差は、現れてはまた消える。だから、脳には性別はないのだ。人の脳は、一人ひとり異なっており、様々な特徴の入り混じる《モザイク》になっている。人間の脳や心の複雑さは女/男という二分法ではとらえきれない。画期的な「脳モザイク論」で脳の性差をめぐる議論に一石を投じた気鋭の神経科学者が、性別とジェンダーに対する固定観念を打ち砕くサイエンス読み物。9か国で刊行が決定している注目の書。

みんなの感想
ジャンル
学術・学芸
出版社
紀伊國屋書店
提供開始日
2021/09/03

この作品をシェアする

閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】528円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/05/31 23:59 まで有効