身もこがれつつ 小倉山の百人一首

身もこがれつつ 小倉山の百人一首

周防柳 著

2,090円(税込)
クーポン利用で1,590円獲得へ
5

作家・椹野道流さん、おすすめ「歌で世を識り、歌で戦い、歌で愛を編む。 雅な男たちの熱き血潮!」平安時代の最高権力者・藤原道長に連なりながら傍流の御子左家は、歌壇ではそれなりの実力を発揮しているものの、公家の出世レースではパッとしない家柄。当家の次男に生まれた藤原定家は、病由来の難聴を克服し、侍従時代の同僚で親友の藤原家隆らとともに『新古今和歌集』の選者を務めるなど、歌壇で頭角を現す。鎌倉幕府に押され気味の朝廷の権威回復を狙う後鳥羽上皇は、そんな定家に、三代将軍・源実朝に京への憧れを植え付けるため「敷島の道(和歌)」を指南せよと命ずる。後鳥羽の野心は肥大し、ついには倒幕の兵を挙げんとするが……。知らぬ人のいない「小倉百人一首」には、なぜあの100首が選ばれたのか? 同じく藤原定家選の「百人秀歌」より1首少なく3首だけ異なる理由とは?――「承久の乱」前後の史実をきらびやかに描きながら、その謎を解き明かす。【目次】一の章 還御の噂二の章 いとしの友よ三の章 菊花の王四の章 はかなき鎌倉将軍五の章 勅勘と大乱六の章 嵯峨山荘の障子和歌附記

ジャンル
ボーイズラブ小説
出版社
中央公論新社
提供開始日
2021/08/31

この作品をシェアする

閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】1,590円(税込)で購入できる! 6回利用可能

値引き額上限に達しています。

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/06/30 23:59 まで有効