炎舞館の殺人(新潮文庫)

炎舞館の殺人(新潮文庫)

月原渉

11

欠落を抱える者たちが陶芸で身を立てる山奥の函型の館。師匠が行方不明となり、弟子たちの間で後継者をめぐる確執が生じる。諍いが決定的になったとき、窯のなかでばらばら死体が発見された。奇怪なことに、なぜか胴体だけが持ち去られていた。炎の完全犯罪は何を必要とし、何を消したのか。過去の猟奇事件と残酷な宿命が絡み、美しく哀しい罪と罰が残される。本格ミステリーの傑作。

みんなの感想
ジャンル
ライトノベル
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮文庫nex
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)