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初めての方へ
続刊
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カゴ
尾崎世界観
震えているのは自分の声なのに、まるで他人事だった。悔しさも悲しみも、なかなか追いついてこない。クリープハイプ・尾崎世界観の赤裸々日記、絶頂の第2弾。文庫版では、『母影(おもかげ)』が芥川賞にノミネートされ、情熱大陸に密着される日々を綴った2万字の書き下ろし最新日記「芥川賞ウッキウ記」を収録。日常から溢れたすべての記録。2020年12月25日とある小説を読んでいて、色んなことを思い出した。それまで届かなかった事、悔しかった事、腹が立った事、今まであたかも自分が被害者であるかのように振る舞ってきた。でも、今回思い出したのは加害者としての記憶だ。都合良く忘れていた記憶が蘇ってきて、愕然とした。何気なく、確信的に、自分は人を傷つけてきた。※この電子書籍は2018年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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