【最新刊】利休の死 戦国時代小説集

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天正十年(一五八二)、武田が滅び、信長は本能寺で倒れ、それに代わった光秀が討たれ、天下は秀吉の手中へと動き出す――。桶狭間の戦い(一五六〇)から天目山の戦い、利休の死(九一)まで戦国乱世の三十年を十一篇の短篇で描く。出来事の年代順に編集した文庫オリジナル小説集。 〈解説〉末國善己【目次】桶狭間/篝火/平蜘蛛の釜/信康自刃/天正十年元旦/天目山の雲/信松尼記/森蘭丸/幽鬼/佐治与九郎覚書/利休の死
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同シリーズ 全1冊
レビュー
レビューコメント
- 利休の死 戦国時...
滅びや終焉の哀愁を淡々と描く戦国短編集。それぞれ30頁ほどながらも濃厚な11話。表題作「利休の死」は秀吉との出会いを回想しながら最後の日を眺望する渋さ。もはや無念も何もない。漣すらたつことのない利休の...
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図書館で何となく「敦煌」以来で懐かしい筆者の名前が目に留まったので借りて読んだら面白かった。
- 利休の死 戦国時...
井上靖の没後30年(命日は1月29日で、あすなろ忌というらしい)を記念して企画された短編集ということです。 井上靖というと芥川賞作家であり、現代もの純文学作品と、あすなろ忌の名の由来である少年時代を回...
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表題作『利休の死』を初めて読んだのは中学の頃、塾で解いた問題集であった。当時は解説を聞いても読んでもさっぱり理解できなかった渋みを、10年経ってようやく読み取ることができるようになったのかもしれない。...
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