「ふつうの家族」にさようなら

「ふつうの家族」にさようなら

著者:山口真由

1,650円(税込)
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中野信子さん(脳科学者)推薦!「家族法研究者 山口真由が明かす家族の本質」「ふつうの家族」――それは聖なる呪いである。家族も、親子も、夫婦でも――常に「スイッチオン」でなくていい。その関係は「点いたり、消えたり」でいい。「“ふつう”を押し付けられたくない私は、“多様性”を押し売りしたいわけでもない。新しく生まれつつあるマジョリティの側にまわって、「空気を読まない」古臭い奴らをつるし上げたいわけじゃない。(略)これからの時代、私たちがすべきことは“違い”をあぶりだすことじゃなくて、“同じ”を探しにいくことなんじゃないか。家族のあり方が変わってもなお、昔と変わらない普遍的ななにかをその真ん中のところに見つけにいくことじゃないかと、私は思うようになった」(「おわりに」より)はじめに 第1章 親子言葉を失った「卵巣年齢50歳」の衝撃結婚じゃない! 子どもなんだ!!精子バンクはオンラインデート「フェミニストの希望の星」が残した宣言 他 第2章 結婚親友の結婚話でヒートアップした私同性婚を認めた感動的な判決ジャネット・ハリーというロック・スター権利と義務の束としての結婚 他 第3章 家族謎だった「男のお母さん」私が育った日本の家族多様になりつつある日本の家族「家があります。緑と白の家です」 他 第4章 老後日本の「家」は会社だった?現代社会における「家」の残り香「家」か? それとも「個人」か? 他 第5章 国境アメリカの「実子」、日本の「養子」「結婚」なんて点いたり、消えたり「親子」ですらも、点いたり、消えたりステイタスとしての家族、プロセスとしての家族 他 おわりに 装画:赤 | aka装幀:原田郁麻

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ジャンル
ノンフィクション
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
角川書店単行本
提供開始日
2021/2/26

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