【最新刊】土葬の村

土葬の村

高橋繁行

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    これは恐らく、現存する最後といっていい土葬の村の記録である。村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか? 日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は九九・九%を超える。土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか。筆者は「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を三十年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、詳らかにする。【本書の内容】 はじめに 第一章 今も残る土葬の村 第二章 野焼き火葬の村の証言 第三章 風葬 聖なる放置屍体 第四章 土葬、野辺送りの怪談・奇譚 おわりに

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    提供開始日
    2021/02/17
    連載誌/レーベル
    講談社現代新書

    レビュー

    レビューコメント(4件)
    • 土葬の村
      2021/04/08

      現代の葬送の99%は火葬。しかし、火葬が主流になったのは明治以降。もっといえば、終戦以降と、ごく最近。

      本書がテーマにしている土葬は、最近まで(といっても、半世紀ほど前まで)普通に行われていて、現在...

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      Posted by ブクログ
    • 土葬の村
      2021/03/17

       日本人の精神性は、戦前あたりと現代では大きく違うものだと、本を読んでいるとそう思う。
       例えば今回本書を読んで、かつての日本の葬儀とは今とは全然異なっていることが分かる。
       死者と向き合うということ...

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      Posted by ブクログ
    • 土葬の村
      2021/02/20

      ウンコを自然に返すことを主張している以下の著書、その中で、著者自身「即身成仏」を宣言しておられる。自身の身体を自然に返すという主張である。わたしも、火葬して物質の自然循環から人間だけ別扱いはどうかと思...

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      Posted by ブクログ
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