【最新刊】小説 秋月鶴山

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「下意上達」の組織作り、世界初の児童手当、理想の藩校の創設・・・・・・。何よりも「人」を大事にしたすごい名君がいた! ベストセラー『上杉鷹山』の著者が描く、鷹山の兄にして高鍋藩初代藩主・秋月鶴山(種茂)の生涯とは。宝暦10年(1760)、種茂は藩主になってすぐに、藩政改革に取り組む。改革に必要なものは人材であると、藩校明倫堂を創設し、武士以外にも門戸を開いた。この藩校からは、のちに大審院長を務めた三好退蔵や、ボーイスカウトを日本へ伝えた秋月左都夫、「児童福祉の父」と言われた石井十次などの人材を輩出した。上杉鷹山ものちに導入した児童手当を、日本で初めて支給するなど、児童福祉にも目を配り、財政再建を進めていった鶴山。鷹山をして、「私の知識と才覚は到底兄に及ぶものではない」と言わしめた名君の改革人生を、鷹山との絆も盛り込みつつ描く歴史小説。
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レビュー
レビューコメント
- 小説 秋月鶴山
童門さんの本はかなり以前にいくつか読んで教養小説的な趣があったのですが、これはちょっと違う感じがしました。上杉鷹山の兄の物語であるならばもう少し彼の治めている国のことなどを詳しくいかに治世を行ったかを...
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★★★3.8点。あとがきで、作家さんも言っていますが、「自治体小説」という今迄の時代小説とは違った文法で書かれた一冊。本流には、なり得ませんが一読の価値あり。
- 小説 秋月鶴山
上杉鷹山の兄で高鍋藩主・秋月種茂の話なのだがあまり小説らしくない形式の1冊だった。