日本庭園のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 鑑賞のコツ超入門

日本庭園のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 鑑賞のコツ超入門

著者:宮元健次

1,892円(税込)
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★ 鑑賞にやくだつ 全国 日本庭園MAPつき! ★ 鑑賞のポイントから 歴史に欠かせない重要人物まで。豊富な写真と解説で、奥深い庭園の世界にご案内します。★ 野原の小川を示す「遣水」、あの世への思いを託した「中島」、結界の役割を持つ「橋」… 構成要素で見る鑑賞のポイント。★ 枯山水、書院造、茶室と露地… 時代で見る鑑賞のポイント ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 「庭」とは、古くは祭祀や儀式を行うための 神聖な場所をさしたといわれます。日本の政治はおもに天皇を中心とする朝廷によって 行われてきましたが、まさに朝廷の「廷」は 庭に由来するのです。早朝、白砂を敷いて浄化された庭に皇族が集まり、儀式を行ったことがその語源とされます。いっぽう日本各地で発掘される「環状遺跡」と呼ばれる 巨石を円状に並べた古代の遺構がありますが、これらは古来、神が宿ると信じられてきた巨石(磐座)を 中心に古代人が祭祀を行った場所で「にわ」と 呼ばれていました。京都のルーツ・平安京が開かれると、皇居である大内裏に接して日本最古の 寝殿造り系庭園である神泉苑が作られますが、この庭も儀式のための神聖な場所でした。庭とはただ単に自然を楽しみ癒される 対象というよりも、むしろ日本人の精神の発祥に関わる 神聖な存在であることが垣間見えるのです。本書は、従来の庭園のガイドブックに 数多く見られるような、その造形的魅力の 解説に加え、さらにこうした庭園の本質的な 意味について、平易な文章でまとめたものです。これまでの庭園の解釈に加え、新たな視点をもって庭に対峙した時、そこにさらなる魅力を感じていただければ、本書のもくろみははたされたことになります。宮元健次 ※ 本書は2010年発行の 『歴史と文化を愉しむ 日本庭園 鑑賞のポイント55』 を元にした新版です。

ジャンル
趣味・実用
出版社
メイツ出版
提供開始日
2020/10/23
ページ数
130ページ

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