【最新刊】中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代

中国の歴史

金文京

1,430円(税込)

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    講談社創業100周年企画「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版。第2回配本、第3巻と同時発売の第4巻は、後漢末期から魏・呉・蜀の三国時代に焦点を当てる。日本人にもっとも長く、広く親しまれてきた外国文学、『三国志』に語られる歴史は、どれほど史実を伝えているのだろうか。中国文学の研究者である著者が、小説『三国志演義』を手掛かりに、大抗争時代の戦乱と外交、文化と社会を解き明かす。著者によれば、この時代は、現代にいたる中国の歴史を知るうえで、見逃せない重要性を持っているという。たとえば、小説では悪役の魏の曹操は、卓越した改革者であり、その子の曹丕、曹植は優れた詩人だった。曹操父子を中心とする文学運動が、後の唐詩の原点となったのである。また、広大な中国に、統一帝国を強く指向する理念が確立したのは、この時代だった。さらに、中国思想の骨格を成す儒教・仏教・道教が定着し、三教の間で論争と交流が行われるようになったのも、後漢末から三国時代のことだった。また、陳寿の正史『三国志』や羅貫中の『三国志演義』では脇役だった呉こそが、実はこの時代を演出した影の主役だという。邪馬台国と朝鮮半島を含む東アジアの動乱は、現代に何をもたらしたか。文学から歴史を読む、中国通史シリーズとしては異色の一巻。〔原本:2005年、講談社刊〕

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    提供開始日
    2020/11/12
    連載誌/レーベル
    講談社学術文庫
    • 中国の歴史 全 4 巻

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      中国の歴史 全 4 巻

      6,380円(税込)
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    レビュー

    • 2020/11/07Posted by ブクログ

      最新の考古学を踏まえて、綿密に考証を進めていくところが、素人にもおぼろげながらわかる。ただし、中国の地名が十分に頭に入っていない者には、掲載された図版では足りず脇に地図を置きながら確かめつつ読む必要が...

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    • 2020/11/18Posted by ブクログ

      これは入門書ではない。
      ある程度、考古学に知見がある人、東アジアの旧石器時代に知見がある人向けだと思う。
      農耕の開始から夏、殷の起こりまでの流れは興味深いけれども。

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