死がふたりを分かつとも 13巻

死がふたりを分かつとも 13巻

つらく悲しい想いをした人間が悪魔となり、人の命を奪い生きる―――その負の連鎖を終わらせることを決意した流星(りゅうせい)とよつば、そしてよつばの幼なじみ・穂高(ほだか)。悪魔の父である地獄の主により、死の淵への追いやられたNo.556。彼を助けるため、流星はよつばとともに、自身への危険を冒しNo.556の過去をみる。人間だった頃の記憶を全て思い出せば、人間に戻り生きることができるかしれない―――No.556の人間時代の記憶、そこには「当たり前のしあわせ」を求めた、せつなく苦しい、ちいさな少年の姿があった。

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