半導体探偵マキナの未定義な冒険

半導体探偵マキナの未定義な冒険

森川智喜

1,400円(税込)
9

名探偵に深刻なエラーが発生しました!京都大学推理小説研究会の「秘密兵器」が放つ、「犯人探し」ならぬ「探偵探し」。主人公の正行は17歳の男子高校生。のんびり帰宅部の大人しい青年だが、彼には天才科学者の祖父がいた。祖父は現役引退後、研究所にこもってひそかに人間そっくりのAI搭載探偵ロボットを開発し、依頼人に派遣するボランティアをおこなっていたのだ。ある日、3体の探偵ロボットがエラーを起こし、勝手に町に出て「探偵」活動を始めてしまった。唯一正常に機能している探偵マキナと正行のコンビは、あちこちで「捜査中」と思われる「探偵」たちを、無事に見つけ出すことができるのだろうか?今度は何を出してくる? と毎作、目が離せない。まことに「未定義な」才能の持ち主である。――綾辻行人星新一と「ミステリーランド」が好きな人に薦めたい。――法月綸太郎ロボット探偵がロボット探偵を探す。二十一世紀のパット・マガー!――我孫子武丸EQ(エレクトロニック・カルテット)ここに爆誕!――麻耶雄嵩

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ジャンル
ミステリー
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春e-book
提供開始日
2020/07/31

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