アフターデジタル2 UXと自由
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デジタルが隅々まで浸透した「アフターデジタル」社会。日本はその社会に向けてゆっくりと進んでいましたが、コロナ禍で状況は一変し、速度を上げてアフターデジタル社会に突き進んでいます。多くの日本企業は「DX戦略」で活路を見いだそうとしていますが、実はその立脚点が危ういケースは少なくありません。すべてがオンラインになるという前提に立っていないのです。本書ではアフターデジタル先進国に注目し、特に中国のアリババやテンセントといった巨大デジタル企業の「戦略」、表面的な取り組みの奥にある「本質」に迫ります。事実として、アフターデジタル社会では産業構造がひっくり返ってしまいます。これは予測ではなく、実際の中国市場がそうなっており、こうした世界が広がれば、日本のお家芸ともいえる製造業は最下層に位置づけられてしまうのです。いわゆるデジタル企業だけでなく、デジタルビジネスとは直接関係ないと思っているビジネスパーソンにも、本書を読んでほしい。なぜなら、アフターデジタルでは、リアルがなくなるのではなく、リアルの役割が大きく変わると言われているからです。アフターデジタル社会になると、市場のルールが変わると考えたほうがいい。キーワードは「UX」。そして、アフターデジタル社会において成功企業が共通で持っている思考法を「OMO」(Online Merges with Offline)と呼びます。社会の変革は避けようがないなら、こうした新たなルールをいち早く学び、自社の立ち位置を決めて戦略を練らねば負けてしまいます。既に新たな成果を出し始めている日本企業もあります。デジタルを強みにするには必読の書です。
レビュー
- Posted by ブクログいいね 0
UXが起点となり、企業の社会における存在価値、マーケティング活動の評価も問われる時代になっている。
デジタルとリアルが融合し、膨大で高頻度な行動データを使い、商品販売型→体験価値提供型へ競争原理を変...続きを読む - Posted by ブクログいいね 0
・行動データの時代では、人を「状況」単位でとらえることができるようになる
・ユーザは「今はオンライン、今はオフライン」という区別をせず、その時一番便利な方法を選んでいるだけ
・「便利か、楽か、使いやす...続きを読む - Posted by ブクログいいね 0
昨年読んでとても良かった「アフターデジタル」の続編が出たということで、発売日から読みたくてウズウズしていた本。
ようやく読むことができました。
※アフターデジタル
https://booklog.j...続きを読む