コロナクライシス

コロナクライシス

著:滝田洋一

935円(税込)
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新型コロナウイルスの大流行はグローバル化した世界をずたずたに切り裂いた。「対岸の火事」と慢心していた欧米諸国、隠蔽と強権、「マスク外交」の中国、政府の危機管理と国民の忍耐力が試される日本……。日経編集委員・WBSキャスターによる緊急報告。本書まえがきより中国が、欧米が、新興国が相次いでロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。そして日本は全国がコロナ緊急事態に。大封鎖の結果、世界経済は1929年のウォール街の暴落に始まった、大恐慌の時代以来のマイナス成長と大量失業に陥った。世界各国は必死にお札を刷って得たお金を、困窮した人々や企業に配っている。いずれも、記憶にない、見たこともない光景である。フランスの作家カミュが『ペスト』で、英国の作家デフォーが『ペスト年代記』で描いたような世界。だがそれは、今の現実である。本書は一連の出来事を時系列で整理するとともに、なぜこんな大惨事が起きたのか、どこに問題があったのかを解きほぐす。各国・地域の出来事はいまだ進行形であるが、まずは事態の整理を。そのうえで、コロナが変えた経済と社会の今後についても考えてみた。

ジャンル
ビジネス
出版社
日経BP
提供開始日
2020/05/26

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