【最新刊】小説伊勢物語 業平

小説伊勢物語 業平

著:高樹のぶ子

2,420円(税込)

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    千年読み継がれてきた歌物語の沃野に分け入り、美麗な要望と色好みで知られる在原業平の生涯を日本で初めて小説化。現代語訳ではなく小説に紡ぐことで、日本の美の源流が立ち現れた。これは文学史的な事件である!歌物語の不朽の名作にして、「恋の教科書」ともいわれることもある「伊勢物語」。その主人公とされる在原業平の一代記を「伊勢」の百二十五章段の和歌を物語の中に据えて大胆に周到に小説化。やまとことばに注目の集まった令和改元をはさみ日経新聞夕刊に連載された本作は、平安時代の古典に、千年かけて培われてきた日本人の情感、美意識を現代小説として吹き込み、活き活きとよみがえらせた傑作長編。連載時に小説に平安の都の風を吹き込んだ大野俊明氏の挿絵もカラーで16点収録。この作品を読んでから「伊勢物語」を読めば平安の「みやび」を五感で味わうことができるだろう【著者「あとがき」より抜粋】古典との関わり方として、私は現代語訳ではなく小説化で人物を蘇らせたいと思ってきました。千年昔には身体感覚において、どこかが違う人間が生きていて、私たちは、現代にも通じる部分においてのみ、かの時代の人間を理解しているのではないか。この疑問は、書くことに矛盾をもたらし、文体を模索させました。平安の雅を可能なかぎり取り込み、歌を小説の中に据えていくために編み出したのが、この文体です。味わい読んでいただければ、在原業平という男の色香や、日本の美が確立した時代の風が、御身に染みこんでいくものと信じます。

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    提供開始日
    2020/05/20
    出版社
    日経BP
    ジャンル
    歴史・時代

    レビュー

    • 2020/09/20Posted by ブクログ

      恋せじとみたらし川にせし禊ぎ 神はうけずもなりにけるかな 
       在原業平

       髙樹のぶ子の小説「業平【なりひら】」は、「伊勢物語」125章段を在原業平の年齢順に配置し、一代記に仕立てた歌物語。綿密な時代...

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    • 2020/07/20Posted by ブクログ

      この内容は、なんだろうかと
      最初読み始めたときは、ちょっと戸惑いましたが
      伊勢物語を完全に小説にして、在原業平の半生を描いた
      内容に置き換えて描かれているものと気づいて
      面白く読めました。どこまでが史...

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    • 2020/07/10Posted by ブクログ

      古典の現代版小説。読みづらいかと思いきや、あっという間の読了。この古典そのものの魅力と作者の腕なのでしょう。中身は、現代の視点からすると、「もう、どーでもいいこと」だらけ。女好きなモテ男の一生の話。当...

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